突発性発疹は大人や兄弟にもうつる?感染経路と登園基準の真相

突発性発疹は大人や兄弟にもうつる?感染経路と登園基準の真相

突発性発疹は大人や兄弟にもうつる?感染経路と登園基準の真相について知っておくべき 理由を分かりやすい構成で解説いたします。

突発性発疹の主因となるのは、ヒトヘルペスウイルス6型(HHV-6)およびヒトヘルペスウイルス7型(HHV-7)です。生後すぐの新生児の感染リスクが極めて低い理由は、母親から受け継いだ「移行抗体」によって守られているためです。しかし、生後6ヶ月を過ぎると移行抗体が急速に減少するため、初めてウイルスに触れた際に発症します。

感染経路は空気感染ではなく、主に唾液を介した接触感染・飛沫感染です。すでに抗体を持つ家族や大人の唾液中に微量に排出されているウイルスが、食器の共有、スキンシップ、飛沫などを通じて乳幼児の体内に入り込みます。感染から発熱までの潜伏期間は通常9〜14日間(平均約10日)とされており、感染した直後にすぐ症状が出るわけではありません。

気になる「家族への感染」について、年代別の実態は次の通りです。

  • 兄弟へうつるリスク:上の兄弟(3歳以上)がすでに突発性発疹を経験していれば、体内に終生免疫(抗体)があるため基本的に再感染・発症はしません。ただし、まだ感染したことがない兄弟がいる場合は、家庭内でうつる可能性があります。
  • 大人へうつるリスク:成人のおよそ99%が乳幼児期に感染を経験しており抗体を持っています。そのため、健康な大人が看病を通じて発症するケースは極めて稀です。
  • 大人が初感染した場合の症状:万が一、未感染の成人が初感染した場合は、39度前後の高熱、強い全身倦怠感、リンパ節の腫れ、肝機能障害などを引き起こし、子どもよりも重症化しやすい傾向があります。
伊藤 翔太
Author

伊藤 翔太

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。