拒食症の治し方完全ガイド|体重増加の恐怖を克服する治療法と家族の対応

拒食症の治し方完全ガイド|体重増加の恐怖を克服する治療法と家族の対応

拒食症の治し方完全ガイド|体重増加の恐怖を克服する治療法と家族の対応の要点を詳しく解説してご紹介します。

インターネット上では「拒食症は自力で治せる」「食事メニューを工夫すれば病院に行かなくても大丈夫」といった言説が散見されますが、これには重大な危険が潜んでいます。

【危険な盲点1:栄養再開時の身体的ショック(リフィーディング症候群)】
自力で治そうと焦るあまり、長期間の絶食状態から急に高カロリーの食事を摂ると、体内のリンやカリウム、マグネシウムが急激に細胞内へ取り込まれ、心不全や呼吸不全、意識障害を引き起こす恐れがあります。回復期の食事メニューは、1日あたり1,000〜1,200kcal程度の低負荷から開始し、消化の良いおかゆやスープ、栄養補助飲料などを活用しながら数週間かけて徐々に段階アップしていくのが医学的正攻法です。

【危険な盲点2:摂食障害の『病態交代』を見落とす危険】
医療的サポートのない自己流の体重回復は、極端な反動から過食に転じ、体重増加へのパニックから自己誘発嘔吐(過食嘔吐)を覚えてしまう「病態の悪化」を招くケースが非常に多いのが実態です。心の内面にある不安へのアプローチを欠いたまま形だけ体重を戻そうとすることは、根本的な解決になりません。

山下 哲也
Author

山下 哲也

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。