「無料素材サイトに載っているから、何にどう使っても完全に自由」と思い込むのは極めて危険な誤解です。現場でトラブルに発展しやすい代表的な盲点を整理しました。
盲点1:点数制限(いらすとやの商用20点ルール)
広く認知されている「いらすとや」ですが、商用利用において無料で使えるのは「1つの制作物につき20点まで」と明確に規定されています。パンフレットやWebサイト全体で21点以上のイラストを使用する場合、21点目以降ではなく全点に対して有償契約が必要となる点は、一般に意外と見落とされがちなポイントです。
盲点2:ロゴ登録・商標登録の禁止
無料フリー素材やCanvaなどのテンプレートに含まれるイラストを使用して、自社のブランドロゴを作成し「商標登録」することは、ほぼすべての素材サイトの規約で厳格に禁止されています。素材の著作権はあくまで制作者側に留保されているためです。
盲点3:AI生成イラストの商用利用と類似性リスク
2026年現在、生成AIを用いたイラスト作成が手軽になった反面、既存の有名キャラクターに意図せず酷似してしまい、著作権侵害の申し立てを受けるリスクが顕在化しています。商用プロジェクトで利用する際は、生成プロンプトの管理と事前の類似画像チェックが不可欠です。