なぜメガバンクやネット銀行のマイカーローンが1.5%〜2.8%程度で借りられる時代に、トヨタファイナンス金利が高すぎる理由が放置されているのでしょうか。その背景には、自動車流通とファイナンスが一体化した構造的な要因があります。
最大の理由は、金利の中にディーラーへの「バックマージン(手数料収入)」が含まれている点です。新車の値引き競争が激化し、車両本体単体での利益率が低下する中、割賦手数料やローンバックはディーラーにとって不可欠な営業利益の柱となっています。金利を高く維持することで、車両本体の値引き原資を捻出している側面も否定できません。
また、店舗で商談の流れのままタブレット端末から即日申し込める「圧倒的な利便性」と「審査のスピード感」に対するプレミアム料金としての性格も持ち合わせています。面倒な書類集めや本審査の待ち時間を嫌うユーザーが、割高な金利を受け入れているのが現場の力学です。