SNS上のユーザー体験は急速に変化している。いかにもプロが作り込んだグラフィックや、「買わせよう」とする意図が見え透いた豪華なバナー広告は、ユーザーの指先によって瞬時にスクロールし去られる。商業主義に対するユーザーの警戒心は、かつてないほど高まっている。
ここで威力を発揮するのが、ほのぼのとしたイラストの存在だ。タイムラインに流れてきても圧迫感がなく、個人の投稿と見分けがつかないナチュラルさで溶け込む。「売るためのデザイン」から「寄り添うためのデザイン」へ。完璧ではない未完成な表情が、ユーザーの警戒心を解き、結果として高いCVR(顧客獲得率)を叩き出している。