来館者が陥りがちな最大の落とし穴として挙げられるのが、「展示替え期間中の全館臨時休館」と「コレクション展のみの開館期間」の見落としです。美術館では年に数回、大規模な企画展の搬入・搬出に伴う休館期間が設定されます。この期間中に現地を訪れてしまい、「遠方から足を運んだのに入館できなかった」という失敗談が散見されます。訪問前には必ず公式サイトの年間スケジュールカレンダーを確認する習慣が必要です。
また、ネット上の一部口コミで見られる「駅から遠くて車がないと行けない」という言説も正確ではありません。前述の通り、長岡駅大手口からの路線バスは日中も安定して運行されており、新幹線アクセスと組み合わせることで東京・首都圏から日帰りでの鑑賞旅行が十分可能です。
さらに、展示室内の写真撮影ルールについても誤解が生じやすいポイントです。コレクション展の一部作品や野外彫刻は個人利用目的に限り撮影が許可されているケースが増加していますが、企画展の借用作品や一部の重要所蔵品については著作権・所有者契約の観点から厳格に撮影が禁止されています。各展示室の入口に掲示されているキャプションアイコンをその都度確認することが、鑑賞者としての必須マナーです。