忌野清志郎『カバーズ』発禁騒動の真相と名盤が遺した歴史的爪痕

忌野清志郎『カバーズ』発禁騒動の真相と名盤が遺した歴史的爪痕

忌野清志郎『カバーズ』発禁騒動の真相と名盤が遺した歴史的爪痕の注目されている理由を専門的かつ分かりやすくまとめました。全体像を一目で把握できます。

『COVERS』を語る上で欠かせないのが、ジャンルやキャリアの垣根を越えて集結した豪華なゲスト陣の存在です。ティン・パン・アレーやYMOで日本のポピュラー音楽を牽引してきた細野晴臣、伝説的ロックバンド村八分の山口冨士夫、元ニューヨーク・ドールズのジョニー・サンダース(Johnny Thunders)、盟友・泉谷しげるや三宅伸治らが惜しみなく演奏とコーラスを提供しました。

さらに、この発禁騒動とそれに伴うFM局での放送自粛・自主規制の動きは、清志郎の表現活動をよりラジカルな方向へと加速させました。その象徴が、土木作業員の覆面を被った謎の4人組バンド「ザ・タイマーズ(THE TIMERS)」の結成です。

1989年10月、フジテレビ系列の生放送音楽番組『夜のヒットスタジオR&N』に出演したザ・タイマーズは、リハーサルとは全く異なる未発表曲を突然演奏。FM東京の番組で『COVERS』の楽曲が放送禁止・自粛扱いされたことに対する強烈な報復ソング(いわゆる「お〇こ野郎」騒動)を生放送の電波に乗せて絶叫し、放送事故として社会に衝撃を与えました。表現の自由を侵されたロックスターの徹底抗戦は、伝説として今なお語り継がれています。

森 瞳
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森 瞳

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