2026年のフランス移住発表時、最も多くの愛犬家が驚嘆し、賞賛を贈ったのが「愛犬ヤマトを日本に残さず、必ずパリへ連れて行く」という断固たる決断でした。人間3人の子育てと仕事の調整だけでも膨大な労力を要する中、大型犬を連れての海外移住は極めて難度の高いハードルが存在します。
日本からEU加盟国(フランス)へペットを渡航させるには、農林水産省動物検疫所および欧州連合が定める厳格な検疫プロセスをクリアしなければなりません。書類の不備が1点あるだけで入国拒否や数ヶ月の係留処分となるため、杏さんは数ヶ月前から綿密な準備を進めていました。
飛行機での長距離移動は犬にとって肉体的・精神的な負荷が避けられません。杏さんはヤマトが事前にクレート(ケージ)内で安心して過ごせるようトレーニングを重ね、到着後すぐに現地の獣医師による診察を受けさせるなど、徹底したリスク管理を行いました。