数ある夜パフェ専門店の中でも、独自のアイデンティティを放ち続けているのが「ななかま堂」の存在だ。店名に冠された「ナナカマド」は、厳しい北国の冬に赤く美しい実をつける樹木。その名の通り、日本の伝統美と四季折々の情緒をそのままパフェのグラスの中に表現している。
抹茶や黒糖、白玉、小豆といった伝統的な和素材に、柑橘類のジュレやハーブの香りを掛け合わせる手腕は圧巻だ。重たさを感じさせない絶妙なバランス設計は、ひと口ごとに異なる食感と香りのハーモニーをもたらし、最後まで飽きることなく食べる者を完食へと誘う。