ここで重要な区別をしておかなければならない。世の中には、単にバグだらけで操作性が悪く、プレイヤーの時間を無駄にするだけの「本物の失敗作」も存在する。そうしたタイトルに対する評価は冷酷であり、プレイヤーは叫ぶこともなく、静かに去っていくだけだ。
一方で、「二度とやらん」と言われつつ愛される作品には、根底に圧倒的な「ゲーム体験の面白さ」や「挑戦への公平性」が存在する。理不尽に見えて、実は自分のプレイスキルを磨けば必ず突破できる。この絶妙な手応えがあるからこそ、プレイヤーの怒りは「愛憎半ばする情熱」へと変わるのだ。