バンドスコアやピアノ楽譜を手に入れて「あのイントロを自分の手で弾いてみたい」と挑戦するプレイヤーは後を絶ちません。しかし、実際に鍵盤で再現しようとすると、その難易度の高さに驚かされることになります。
イントロフレーズをキーボードやピアノで演奏する際の攻略ポイントを整理しました。
【演奏・練習の3大ポイント】
1. オクターブ跳躍とアルペジオの指使い(運指):
右手のフレーズはDマイナー(ニ短調)を基調としたコード分散音で構成されています。親指と小指のポジション移動を滑らかにするため、手首を柔軟に保ち、鍵盤の奥と手前を無駄なく行き来する指使いを固定することが不可欠です。
2. 粒立ちを揃えるスタッカート奏法:
音が繋がってしまうと、この曲特有のスピード感が失われます。指先を鍵盤から素早く離すイメージを持ち、メトロノームを使ってテンポをBPM80程度まで落とした状態から、16分音符の粒を均等に揃えるトレーニングが効果的です。
3. シンセのアルペジエーター機能を活用する裏技:
現代のシンセサイザーやキーボード(Roland FA/FANTOMシリーズやKORG、YAMAHAなど)を使用する場合、コードを押さえるだけで自動的にフレーズを生成する「アルペジエーター機能」を組み込むのも有効なアプローチです。手弾きのバッキングと組み合わせることで、スタジオ原曲の質感を完璧に再現できます。