ボタンが多すぎて説明書を読まなければ動かせない最新家電に、私たちは少し疲れ始めているのかもしれない。山善の乾燥機が支持される最大の理由は、直感的に使える「ダイヤル式」にある。回すだけ。ただそれだけで運転が始まり、時間が来ればカチリと止まる。
この圧倒的なシンプルさは、忙しい朝や疲れた夜の家事ストレスを劇的に軽減する。余計な液晶画面も、Wi-Fi接続機能もない。だが、それでいい。いや、それがいいのだ。タイムパフォーマンスを追求した結果、行き着いたのは究極のアナログだったという皮肉は、現代のプロダクトデザインに対する強い示唆を含んでいる。