女子高生コンクリート事件の漫画『17歳。』と実話の衝撃真相

女子高生コンクリート事件の漫画『17歳。』と実話の衝撃真相

今注目を集めている 女子高生コンクリート事件の漫画『17歳。』と実話の衝撃真相について、主要な情報をご紹介しています。

フィクションとして描かれた『17歳。』に対し、1988年11月に足立区綾瀬で起きた実話の事件は、漫画の描写をはるかに超える無差別性と残虐性を帯びていました。アルバイトからの帰宅途中だった当時17歳の女子高生が、面識のない少年グループによって計画的に自転車を蹴り倒され、誘拐・監禁されたのが発端です。

監禁場所となった主犯格の自宅2階には、主犯の少年Aをはじめとする主犯格4名に加え、知人の少年ら延べ数十人が出入りしていました。約40日間にわたる監禁生活の中で、被害者は筆舌に尽くしがたい凄惨な暴行と衰弱を強いられ、1989年1月に命を落としました。その後、遺体はドラム缶に入れられ、コンクリートで固められて江東区若洲の埋立地に遺棄されるという極めて異常な結末を迎えました。

漫画『17歳。』と実話の大きな違いは、「救済の試み」と「結末の救い」の有無にあります。実話では、犯人グループの親や周囲の人間が異変に気づきながらも警察に通報せず、被害者を救い出す行動を起こした者はいませんでした。一方の漫画版では、主人公の葛藤や外部との連携、被害者側の家族の動きに一定のドラマ性が付与されており、現実に起きた救いのない孤立無援の絶望とは明確に区別されています。

池田 達也
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池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。