トコジラミ本体は体長約5〜8mmの赤褐色で扁平な形をしており、昼間は光を避けて狭い隙間に潜伏しています。姿を直接見つけるのが難しい場合でも、部屋に残された「血糞(けっぷん)」と呼ばれる黒いシミを探索することで生息の有無を特定できます。
トコジラミは消化した血液を黒褐色・液状のフンとして排泄します。これは油性ペンのインクが滲んだような直径1mm前後の黒い斑点として現れ、水で濡らしたティッシュで拭き取ると赤茶色ににじむのが特徴です。
室内でトコジラミの生息場所を探す際は、以下のポイントを重点的にチェックしてください。
- ベッド・寝具周り:マットレスの継ぎ目・パイピングの折り返し、ベッドフレームの四隅や裏側のネジ穴、すのこの隙間
- 壁・家具の隙間:ヘッドボードと壁の隙間、幅木(はばき)の継ぎ目、めくれた壁紙の裏側
- インテリア・小物:枕元のコンセントプレートの内部、壁掛け時計や額縁の裏、カーテンの折り返し部分
寝具や枕カバーに小さな黒いシミが点々とついていたり、部屋の隅から独特の青臭いカメムシ臭が漂っていたりする場合、すでに一定規模のコロニーが形成されている可能性が高いと言えます。