2005年、フジテレビ系で放送された『優しい時間』。倉本聰氏が描く北海道・富良野の美しい自然を背景に、傷を抱えた青年と、彼をそっと支える少女の恋は、多くの視聴者の心を揺さぶった。当時、まだ20代前半だった二人が見せた繊細な空気感は、今なお語り継がれる伝説となっている。
あれから21年。それぞれが日本アカデミー賞をはじめとする数々の栄冠を手にし、名実ともに邦画界の顔となった。今回の再共演は、単なる「懐かしのコンビ復活」という枠には収まらない。お互いに異なるキャリアを歩み、泥臭くもがきながら磨き上げてきた表現力が、スクリーン上でどのように火花を散らすのか。業界内からも熱い視線が注がれている。