バラエティでの親しみやすいイメージから一転、女優としての地力を証明したのが、ドロドロとした人間模様で知られる伝統の昼ドラマ枠『新・牡丹と薔薇』への主演だった。かつて社会現象を巻き起こした名作のリメイク作品において、彼女は過酷な運命に翻弄されるヒロインを熱演した。
昼ドラマ特有の強烈な台詞回しや愛憎劇に正面から挑み、複雑に入り組んだ感情の起伏を見事に表現。愛しさと憎しみの間で揺れる葛藤、激しい愛憎のバトルを体当たりで演じ切ったことで、業界内での評価は決定的なものとなった。「バラエティのタレント」から「本格派の女優」への脱皮を印象づけた、大きなターニングポイントである。