自販機のデジタルシフトは、日本国内だけの局地的な動きにとどまらない。ザ コカ・コーラ カンパニーの会長兼最高経営責任者(CEO)であるジェームズ・クインシー氏は、グローバル市場におけるデジタル・エンゲージメントの強化を重要戦略として一貫して掲げてきた。
同氏の主導のもと、日本コカ・コーラ株式会社が先陣を切って開発・拡大させてきたCoke ONは、デジタルを活用したロイヤルティプログラムの成功事例として世界中から注目を集めている。単に商品を売るだけでなく、アプリを通じて消費者一人ひとりの購買行動を把握し、最適なタイミングでパーソナライズされたキャンペーンを届ける。
物理的なタッチポイントである自販機と、デジタル空間であるスマートフォンアプリを密接に結びつけるアプローチは、グローバル飲料事業におけるマーケティングの標準となりつつある。