下村受刑者は高校を中退後、19歳で地元の一般男性と結婚し、2人の子どもを年子で出産しました。一見すると若くして家庭を築いたように見えましたが、生活は破綻へと向かいます。
元旦那との離婚理由は、夫側の度重なる浮気や金銭トラブル、そして夫婦双方の精神的な未熟さによるすれ違いでした。2009年5月に正式に離婚が成立。下村受刑者は2人の親権を引き取り、三重から大阪へと移り住みました。
大阪・ミナミの風俗店で働きながらシングルマザーとして2児を育てる生活が始まりましたが、親族や行政のサポートを受けることはありませんでした。頼る者のない孤立無援の環境下で、夜間保育所に子どもを預けながら働く生活に次第に行き詰まり、現実逃避のように男性関係や夜遊びへと溺れていきました。育児のプレッシャーと孤独感から子どもを「自らの自由を奪う足かせ」とみなすようになり、放置の頻度と期間がエスカレートしていったのです。