伊江島は、昭和の名作映画『男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花』のロケ地としても知られる。寅さんが滞在し、作品の味わい深いドラマが繰り広げられたノスタルジックな風景は、今も島のあちこちにそのまま残されている。映画のファンであれば、昭和の風情を残す集落の路地や港の風景を巡るだけでも、特別な感慨に浸ることができるだろう。
また、毎年4月下旬から5月上旬のゴールデンウィーク期間にかけて開催される「伊江島ゆり祭り」は、島最大のイベントだ。リリーフィールド公園の広大な敷地に、100万本以上もの真っ白なテッポウユリが咲き誇る光景は圧巻の一言。ゆりの甘い香りが風に乗って漂うこの時期は、全国から多くの観光客が詰めかけるため、伊江島フェリーも臨時便を多数運航して対応する。