稀代の詐欺師はいかにして形成されたのか。そのルーツは熊本県内の厳格な家庭環境にあります。父親は地方公務員、母親は教育熱心な家庭で育ち、地元でも評判の美少女として青春時代を過ごしました。
高校卒業後、19歳で大手企業勤務の男性と見合い結婚し、1男1女をもうけて順風満帆な家庭生活を送っているかに見えました。しかし、単調な主婦生活に飽き足らず、30代で離婚を選択。子どもを置いて実家を離れ、スナック経営や水商売の世界へ身を投じることになります。
やがて複数の男性遍歴と借金トラブルを抱えるようになり、自己破産を経験。生活水準を落とせない見栄と、男性を操る手練手管を身につけたことが、後の巨額詐欺ビジネスへと直結していきました。家族や子供たちとは事件前から完全に絶縁状態が続いていたと報じられています。