三菱重工横浜の野球部に所属していた徹さんと出会い、大谷徹・加代子夫婦は1986年に結婚しました。その後、徹さんの転職に伴って岩手県水沢市(現・奥州市)へ移住。自然豊かな環境のなかで、3人の子どもたち(長男・長女・次男の翔平選手)を伸び伸びと育て上げました。
特筆すべきは、経済的自立と労働への誠実な価値観です。大谷翔平選手がプロ野球界入りし、日本ハムやMLBエンゼルスで活躍して高額な年俸を手にするようになってからも、加代子さんは岩手県内の飲食店などでパートの仕事を長年続けていました。「自分たちの生活は自分たちで支える」という親の背中を見せ続けたことが、大谷選手の金銭感覚の健全さや謙虚さにつながっています。