トラック自体のクオリティの高さにも改めてスポットが当てられている。エッジの効いたシンセサイザーの重厚なリフ、緻密に計算されたビートメイク、そしてスリリングな展開。2010年代初頭のプロダクションでありながら、現代のEDMやハイパーポップを通過した耳で聴いても一切の古さを感じさせない。
メンバー5人の声が巧みに交差するボーカルアレンジメントは、楽曲に立体的な奥行きを与えている。ソロパートから力強いユニゾンへととなだれ込む構成は、グループとして到達した表現力の高さを物語る。現役のプロデューサーやトラックメイカーたちの間でも「時代の先を行っていた名曲」として再評価の声が高まっている。