ドラマ『ブラックリスト』完結!レッドの正体と最終回の結末を徹底解説

ドラマ『ブラックリスト』完結!レッドの正体と最終回の結末を徹底解説

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シーズン10第22話「レイモンド・レディントン(後編)」で描かれた結末は、一般的なサスペンスドラマのクリシェを完全に打ち破るものでした。長年協力関係にあったFBI特別捜査班から追われる身となったレッドは、かつての栄華を手放し、スペイン・アンダルシアの静かな田舎町へと身を潜めます。

体調の悪化が進む中、朝の散歩に出かけたレッドは、牧草地で一頭の巨大な雄牛(闘牛)と遭遇します。逃げることも武器を構えることもなく、レッドは雄牛の前に静かに立ち尽くし、その突進を受け止めて命を落とします。現場に駆けつけたレスラーが息絶えたレッドを見下ろし、かつて彼が愛用していたフェドーラ帽を遺体の傍らに置くシーンで、10年の歴史は静寂の中に幕を閉じました。

一部で囁かれた「視聴率低下による打ち切り説」は誤りです。主演兼製作総指揮のジェームズ・スペイダーと制作陣は、物語を引き延ばすことなく最も美しい形で完結させるため、シーズン10を開始する段階で全米NBCネットワークと合意の上で有終の美を飾る決断を下しました。レッドが司法の裁きや敵の銃弾ではなく、自然界の力強い生命の象徴に命を委ねた幕引きは、自由と美学を愛した彼らしい究極のエンディングといえます。

鈴木 陽菜
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鈴木 陽菜

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