ピンク・レディーとして若い頃から激しいダンスとともに歌唱してきたケイさんですが、ソロシンガーとしても確固たる実績を残しています。その象徴が、1981年11月にリリースされたソロデビュー曲『すずめ』です。
中島みゆきさんが作詞・作曲を手掛けたこの哀愁漂うバラードは、オリコン週間チャート上位にランクインし、40万枚を超える大ヒットを記録しました。ピンク・レディー時代の弾けるようなポップスター像から一変し、女性の繊細な心情をしっとりと歌い上げる本格派シンガーとしての評価を不動のものにしました。
その後もソロ活動では、大人の鑑賞に堪えるアコースティック編成のライブやアルバム制作を地道に継続。デビュー45周年記念盤『そして、ここから…』をはじめ、自身のルーツである歌謡曲やシャンソン、ポップスを自在に行き来するボーカルワークは、円熟味を増した現在も多くの音楽ファンを惹きつけてやみません。