ファッションシーンを席巻しているのは、数年前に話題となった「Y3K(3000年代風フューチャリスティック)」の要素に、温かみのあるアナログ素材を掛け合わせた「デジタル・ノスタルジー」と呼ばれるスタイルだ。メタリックな質感のアクセサリーや立体3Dプリントで仕立てられた小物に、ざっくりとした手編みのニットやヴィンテージ加工のデニムをあわせるコーディネートが定番化した。
原宿のセレクトショップ店員は「完璧すぎる未来感ではなく、少し歪みやぬくもりがあるデザインが爆発的な人気を集めている」と証言する。洗練された近未来感と懐かしさの落差。それこそが、SNSのフィードでひときわ目を引く視覚的インパクトを生み出している。