映画や洋楽の歌詞で頻出する「wanna be」は、「want to be」の発音が短縮された口語表現(リダクション)です。親しい友人同士の会話やテキストメッセージでは日常的に使われますが、公の文書やビジネスメールで書くのは不適切と見なされます。
さらに注意が必要なのが、1つの単語として定着しているスラングの「wannabe(ワナビー)」です。「want to be」から派生した言葉ですが、名詞や形容詞として使われる場合、大半が「〜気取り」「憧れているだけのうぬぼれ屋」「見かけ倒し」といった痛烈な皮肉や軽蔑のニュアンスを含みます。
- He is just a wannabe musician with no real talent.(あいつは才能もないくせに、ただのミュージシャン気取りだ。)
- Avoid acting like a wannabe expert.(専門家気取りの振る舞いは避けたほうがいい。)
自分自身の夢を語るつもりで「I am a wannabe lawyer.」などと言ってしまうと、「私は弁護士気取りの偽物です」と自虐的に揶揄する意味になってしまうため、単語の区別には細心の注意を払いましょう。