自分の好きなものを「変だね」「何が面白いの?」と否定されたとき、傷つく必要はどこにもない。「まあ、蓼食う虫も好き好きだからね」と心の中で呟くだけでいい。
この思考法は、無用な人間関係の摩擦を劇的に減らす魔法の呪文だ。相手の好みを矯正しようとも思わないし、自分の好みを理解させようと固執することもない。互いの「異様さ」をそのまま放置し、尊重するスタンスが手に入る。
SNSで繰り広げられる不毛なレスバや価値観の押し付け合いから距離を置くために、私たちはもっと「自分の食うタデ」の苦味を静かに味わうべきなのだ。