バンドとしての活動収益と個人収益の境界線について、Mr.Childrenのギャラ配分は非常に合理的かつ健全に保たれていることで知られています。ライブの出演料やグッズの純利益、ファンクラブの運営益などは、メンバー4人と所属事務所・制作チームに適正に配分される仕組みです。
しかし、著作権印税に関しては法律上も完全に作詞・作曲者の権利となるため、バンド内でも桜井の取り分が圧倒的に大きくなります。メンバー同士の信頼関係が極めて強固であるため、この収益格差がバンドの不協和音を生むことなく、30年以上の結束を保ち続けている点は業界内でも高く評価されています。
桜井和寿の歴代最高年収を振り返ると、公式に公表されていた高額納税者番付(長者番付)のデータが存在する1990年代半ばから後半がひとつの頂点でした。シングル・アルバムが連続してミリオン・ダブルミリオンを記録した1995年〜1997年頃には、推定年収が10億円〜14億円超を記録し、納税額でも全国の文化人・芸能人部門でトップクラスに名を連ねていました。