高視聴率を記録した作品には、時代がどれほど移り変わっても色あせない普遍的な熱量が存在します。かつてのドラマ視聴率ランキングで驚異的な数字を叩き出した歴代名作ドラマは、リアルタイム世代だけでなく、配信で初めて触れる若い世代の心も強烈に掴んでいます。
平成のドラマ界を牽引した木村拓哉主演の『HERO』や『ロングバケーション』は、スタイリッシュな映像美と小気味よいセリフ回しが今見ても極めて新鮮です。型破りな検事や不器用な男女の恋愛模様は、テンポの良い構成で1話目から物語へと引き込まれます。
さらに、大沢たかお主演のタイムスリップ医療時代劇『JIN-仁-』も外せません。現代の脳外科医が幕末の江戸へタイムスリップし、満足な医療器具もない中で人々の命を救う姿は、命の尊さと歴史のダイナミズムを圧倒的な説得力で描き出しています。綿密な時代考証と熱い人間ドラマが融合した、テレビドラマ史に刻まれる金字塔です。