男の子のカラー選びにおいては、依然として「黒(ブラック)」が約50〜55%のシェアを握り、王座を維持しています。しかし、その中身を細かく分析すると、昔ながらのプレーンな黒とは異なる構造が見えてきます。
現在の主流は、ステッチ(縫い糸)や背あて、サイドのパイピングに鮮やかなブルーやレッドを配したコンビカラーです。真っ黒ではなく、さりげないアクセントで個性を出すスタイルが定着しています。
続いて高い人気を誇るのが「青・ネイビー系(約20〜25%)」です。深みのあるマリンブルーや引き締まったミッドナイトネイビーは、知的な印象とアクティブさを両立できるとして保護者からの支持も厚いカラーです。
さらに注目すべきは、「シルバー(メタリック系)」や「モスグリーン(深緑)」、「チャコールグレー」の台頭です。特にスポーツブランド系モデルでは、近未来的なシルバーのアクセントや鮮烈なブルーのラインを取り入れたデザインが男子児童の心を掴んでいます。落ち着きのあるグリーンやグレーは工房系ブランドを中心に指名買いが増加しており、黒一辺倒からの脱却が鮮明です。