「バッテリーが切れて電源が落ちてしまった」「誰かに電源を切られたかもしれない」というケースでも、諦める必要はありません。近年のApple製デバイスには、世界中に広がる数億台のApple機器が暗号化ビーコンを中継する「探す」ネットワークが組み込まれています。
たとえApple Watch本体が通信圏外や電源オフの状態に近づいても、周囲に他のiPhoneやiPadなどのApple端末が存在すれば、Bluetooth信号を微弱に検知して位置情報がiCloudへ中継されます。これにより、マップ上で「数分前」「1時間前」といった履歴が更新される仕組みです。
バッテリーが完全にゼロになり放電しきった場合、リアルタイムの追跡は停止しますが、画面上には「最後に確認された位置情報」が保持されます。どの地点まで腕に装着していたのか、あるいはどの施設でバッテリーが途切れたのかという足取りが明確になるため、立ち寄った店舗や駅への問い合わせに直結する有力な手がかりになります。