事態が劇的な結末を迎えた背景には、被害者である女性二人の迅速な連携がありました。報道で塩谷の不穏な動きを察知した冨永愛は、共通の知人を通じて園山真希絵に直接連絡を取りました。実は、冨永と園山は以前から面識のある友人同士だったのです。
電話で互いの交際状況を照合した二人は、自分たちがまったく同じ手口で騙されていた事実を知り愕然とします。冨永はその場で塩谷を呼び出して問い詰め、即座に破局を宣告。一方の園山も深いショックを受けながらも、塩谷からの弁明を一切受け入れず、きっぱりと関係を清算しました。
逃げ場を失った塩谷瞬は、成田空港に帰国した直後、詰めかけた無数の報道陣の前で涙の謝罪会見を開くことになります。「僕の軽率な行動で、お二人を深く傷つけてしまった」「二人に同時にプロポーズしてしまいました」と涙ながらに事実を認め、カメラの前で深々と頭を下げ続けました。この号泣会見の映像は、平成の芸能史に残る名場面として語り継がれています。