お弁当作りを毎日続けるためには、前日までの段取りと食中毒を防ぐ衛生管理の知識が欠かせません。
チキンライスは前日の夜に多めに作って冷凍または冷蔵保存しておくのがベストです。炒めたご飯の粗熱を取ってからラップに小分けして平らに包み、保存容器に入れておけば、翌朝は電子レンジで再加熱するだけで済みます。前日に具材(鶏肉や玉ねぎ)を刻んでケチャップと一緒に炒め合わせた「オムライスの素」をストックしておき、朝に温かいご飯と混ぜ合わせるだけでも、大幅な調理時間の短縮につながります。
一方、気温や湿度が高くなる季節のお弁当作りでは、水分と加熱状態への細心の注意が求められます。
お弁当の卵料理は中心部まで完全に火を通す「全熟」が鉄則です。半熟のとろとろオムライスは菌が繁殖しやすいため、お弁当用には不向きです。また、チキンライスに水分が残っていると傷む原因になるため、ケチャップを入れた後はしっかりと強火で炒めて余分な水分を飛ばします。詰める際は、ご飯と卵の両方が完全に冷めてからフタを閉めること、保冷剤や抗菌シートを必ず併用することを徹底しましょう。