阪神の得点力低下を象徴しているのが、中軸を担うクリーンナップの深刻なブレーキです。ランナーが一・二塁に溜まった絶好の場面で、3番・4番・5番がことごとく内野ゴロや三振に倒れるシーンが日常茶飯事となっています。
特に得点圏打率の低迷は目を覆うばかりです。得点圏におけるクリーンナップの打率は1割台後半まで落ち込んでおり、「チャンスで回せば点が取れる」という中軸本来の信頼感が完全に失われています。プレッシャーからか、好機ほどボール球に手を出し、相手バッテリーの術中にハマる悪循環から抜け出せていません。
主砲が長打を打てないことで、相手投手は走者を背負っても恐れずにストライクゾーン勝負を挑んできます。一発の脅威がないクリーンナップは、対戦相手にとって最も攻略しやすい標的となってしまっているのが現状です。