世間からこれほど批判を浴びながらも、東京ドームを満員にし、依然として380万人以上の登録者を維持し続けているのは紛れもない事実です。「コムドット なぜ人気」という疑問と「なぜここまで嫌われるのか」というアンチの意見は、実は表裏一体の関係にあります。
ファンが熱狂する「疑似青春」の共有
彼らを支持する層(主に10代後半〜20代の若年層・女性層)にとって、コムドットは「仲間と夢を追いかけて実現していく成功譚」そのものです。中学生時代の同級生5人が、お金も知名度もない状態からトップに上り詰めるストーリーは、強いエモーショナルな体験を提供します。メンバー間の強い絆や、飾らないバカ騒ぎは、希薄になりがちな現代の人間関係において憧れの対象として映ります。
アンチ層が抱く「ホモソーシャル(男同士の閉じた結束)」への恐怖と嫌悪
一方で、外部の観察者から見れば、その絆は「自分たちのルールが世界の中心であると錯覚した集団心理」に映ります。社会学において指摘される「内集団バイアス(身内を過大評価し、外部を軽視・攻撃する心理)」が露骨に表出しているため、学校や職場でかつてカースト上位のヤンキー集団に抑圧された経験を持つ層からは、生理的な恐怖や強い反発を呼び起こす構造になっています。