一連の騒動や過去のエピソードが静まり返った今、残されたのは二人が築き上げてきた表現者としての功績そのものである。森本レオの語りかけるようなナレーションや独特の演技美学は、今なお後進のタレントやアナウンサーにとってのお手本であり続けている。彼の声が持つ特有の「間」と深みは、時代が変わっても色あせることがない。
水沢アキもまた、人生の荒波を幾度も乗り越えながら、一人の女性として、そして表現者として逞しく立ち続けてきた。過去を隠すのではなく、自らの歩んできた歴史として引き受ける彼女の強さは、多くの同世代や後続のファンに勇気を与えるものでもあった。