端末の再起動でも通信状況が改善しない場合、OS深部のネットワーク構成プロファイルや接続ログが破損している可能性があります。このような場面で劇的な改善効果を発揮するのが、「ネットワーク設定をリセット」する機能です。
「設定」>「一般」>「転送またはiPhoneをリセット」>「リセット」>「ネットワーク設定をリセット」を選択すると、Wi-Fiの登録情報、Bluetoothのペアリング情報、VPN設定が工場出荷時の状態へ初期化されます。写真や連絡先などの個人データは一切消去されませんが、Wi-Fiパスワードの再入力が必要になる点には留意してください。
また、特定のWebサイトだけが開かない、あるいはドメイン解決に異常に時間がかかる場合は、iPhoneのDNS設定変更が有効な手段となります。接続中のWi-Fi設定を開き、「DNSを構成」を「手動」に変更した上で、パブリックDNS(Cloudflareの「1.1.1.1」やGoogleの「8.8.8.8」)を追加・保存することで、名前解決の遅延を劇的に解消できます。