最後に、ネット上で語られがちな「もうひとつの誤解」を是正しておきます。それは「ラウンドワンが岸和田から撤退したのは業績不振による地域見捨て論」という言説です。
商業施設の出退店分析の観点から見ると、これは事実と異なります。同社は現在、クレーンゲーム専門店や体験型エンタメへの世界展開(米国事業など)を急速に拡大しており、国内でも収益性の高い超大型拠点へポートフォリオを組み替えている最中です。つまり、岸和田店の営業終了は個別地域の衰退ではなく、全国一律で進められた「箱型レジャーから体験型テーマパークへの業態転換」という企業戦略の必然的帰結でした。