かつてのテレビCMは「一方的に見せるもの」だった。しかし今の時代、成功するCMは「視聴者が真似したくなるもの」でなければならない。「三角チョコパイ」のCMで踊られるダンスは、その最先端を行く。
誰もが数回見れば覚えられるほどシンプルでありながら、どこかポップでクセになる振付。これがTikTokやInstagram Reelsといった縦型ショート動画プラットフォームと抜群の相性を見せる。CM公開直後から、高校生や大学生、インフルエンサーたちが「踊ってみた」動画を次々と投稿。テレビCMという起点から生まれた小さな波が、SNS上でユーザーの手によって巨大なムーブメントへと拡大していくエコシステムが完全に構築されている。